一次産業従事者は市場出荷だけでは勝ち組になれない
昨日、ワールドビジネスサテライトを見ていたら
そのなかで、くら寿司の「漁船一隻まるごと買い」
というのを紹介してました。
一隻まるまる購入と言うことは、その船の網に掛かった魚すべてを買うと言うことです。
その方法で、くら寿司には天然魚が100円で提供されています。
お店の横には、鮮魚の売り場まであるそうです。(大阪府の某店舗)
その番組内で出てこられた、北陸の漁師さんが言っていた
「一次産業従事者は市場出荷だけでは勝ち組になれない」
というのが、印象的で これは農業にも通じるものが
あるのではないかな、と。
野菜でも同じなんですけどね。
市場出荷は・・・本当に細かい指示が出て、それが無駄を生んでいると感じることがしばしばあります。
規定の箱や袋のサイズに入らないものは全て規格外品で、二束三文の買い取り価格です。
昨今は天候不順で野菜高騰がいろいろ言われてますが、農家に恩恵があるわけでもありません。
それを分かっている農業従事者は、上記のような くら寿司みたいな企業と
直接取引するのだと思います。