一次産業従事者は市場出荷だけでは勝ち組になれない

yuki2000

2017年01月19日 18:11

昨日、ワールドビジネスサテライトを見ていたら

そのなかで、くら寿司の「漁船一隻まるごと買い」

というのを紹介してました。

一隻まるまる購入と言うことは、その船の網に掛かった魚すべてを買うと言うことです。

その方法で、くら寿司には天然魚が100円で提供されています。

お店の横には、鮮魚の売り場まであるそうです。(大阪府の某店舗)



その番組内で出てこられた、北陸の漁師さんが言っていた

「一次産業従事者は市場出荷だけでは勝ち組になれない」

というのが、印象的で これは農業にも通じるものが

あるのではないかな、と。


野菜でも同じなんですけどね。

市場出荷は・・・本当に細かい指示が出て、それが無駄を生んでいると感じることがしばしばあります。

規定の箱や袋のサイズに入らないものは全て規格外品で、二束三文の買い取り価格です。

昨今は天候不順で野菜高騰がいろいろ言われてますが、農家に恩恵があるわけでもありません。

それを分かっている農業従事者は、上記のような くら寿司みたいな企業と

直接取引するのだと思います。