川島織物工場見学 その2 手織工場~織物文化館
今回 こちらの織物工場を見学したいと思ったのは
テレビで 職人さんたちが大きな織機で緞帳を
織っておられる場面を目にしたから なんですね。
あれを見たいと思い ミニツアーに参加したわけですが
残念なことに その前日に 大作の緞帳が織り上がったばかりで
床に丸まってました^^;
まるで巨大なカーペットのようです。
他にも出来上がった ○○大学の品や 某市のホールに
納入されるものとか
広げてあったのを見るだけで圧巻でした。
一枚の緞帳を織るのにかかる日数は 8か月だとか・・
24mの緞帳が織れる機械を見られたのも よかったです。
有名な所では 宝塚大劇場、歌舞伎座、大阪フェスティバルホールの物は
こちらで織られたものですね。
階上では手織りによる帯も作っておられました。
こちらはまさに熟練の職人さんによる 豪華な西陣帯ってかんじですね。
そのあと、敷地内にある 織物文化館では 実際に帯を触らせてもらいましたが
とにかく 今まで自分が触ってきた帯とは違い 薄くて扱いやすいんです。
あれだけ 煌びやかな文様が施されているのに 縫いしろがなく
そりゃ 高価なはずだと納得しました。
その織物文化館では 日本画家 神坂雪佳が描いた
扇子に日本各地の風景が描かれている作品は
見ごたえありです☆
昨年の琳派400年関連で 展示されているようですが
一度に数十枚の雪佳の描いた絵を見られて
満足しました。
もう一度 あの織物文化館には行ってみたいですね。
しかし 京都は このようなミュージアムが至る所に有り
飽きさせない場所ですね。
まいまい京都さんのツアーは いつ参加しても
楽しく お勉強になりますが
イベントの予定が発表されると 人気のあるコースは
すぐに埋まってしまうんですよね~。
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