川島織物工場見学 その2 手織工場~織物文化館

yuki2000

2016年02月29日 10:57

今回 こちらの織物工場を見学したいと思ったのは

テレビで 職人さんたちが大きな織機で緞帳を

織っておられる場面を目にしたから なんですね。


あれを見たいと思い ミニツアーに参加したわけですが

残念なことに その前日に 大作の緞帳が織り上がったばかりで

床に丸まってました^^;

まるで巨大なカーペットのようです。


他にも出来上がった ○○大学の品や 某市のホールに

納入されるものとか

広げてあったのを見るだけで圧巻でした。


一枚の緞帳を織るのにかかる日数は 8か月だとか・・

24mの緞帳が織れる機械を見られたのも よかったです。


有名な所では 宝塚大劇場、歌舞伎座、大阪フェスティバルホールの物は

こちらで織られたものですね。


階上では手織りによる帯も作っておられました。

こちらはまさに熟練の職人さんによる 豪華な西陣帯ってかんじですね。





そのあと、敷地内にある 織物文化館では 実際に帯を触らせてもらいましたが

とにかく 今まで自分が触ってきた帯とは違い 薄くて扱いやすいんです。

あれだけ 煌びやかな文様が施されているのに 縫いしろがなく

そりゃ 高価なはずだと納得しました。



その織物文化館では  日本画家 神坂雪佳が描いた

扇子に日本各地の風景が描かれている作品は

見ごたえありです☆


昨年の琳派400年関連で 展示されているようですが

一度に数十枚の雪佳の描いた絵を見られて

満足しました。

もう一度 あの織物文化館には行ってみたいですね。


しかし 京都は このようなミュージアムが至る所に有り

飽きさせない場所ですね。


まいまい京都さんのツアーは いつ参加しても

楽しく お勉強になりますが

イベントの予定が発表されると 人気のあるコースは

すぐに埋まってしまうんですよね~。
 


関連記事